イラマチオは口を女性器にみたてて、男性に一方的に使用される行為。
それは関係ない他人から見ると、無理矢理しているように見えるが、これを好むM女性も多い。
口が犯され、使われる、征服、支配されるような感覚。

フェラチオという能動的な行為が苦手な女も多い。
どうしたらよいか分からなかったり、なにより自分から進んで行うということに抵抗を感じたり…。
フェラよりイラマが好きなM女性が多いのは、イラマが受動的な行為だからだろう。
喉奥まで支配されることに精神的、肉体的にも充たされる。

S側から言えば、イラマチオはS心を満たし、口を犯すかのようでもあり、鞭を振るう事とセックスとの二つを混ぜたような感覚。
身動きできないよう拘束したり、壁に背をつけ逃げ場を無くしたり、逃れないように頭を掴まんだり、ベッドに寝かせて上からしたり…。
時には背徳感や羞恥心、辱めるような場所、人目を忍んですることもある。

私がそうしたいから、楽しむためにする行為でもあり、なんとも言えぬ女性の顔を見ることができる。

女性の表情や反応、感情を愉しみたいから。
生々しい言葉を使うなら、糸を引くような唾液や涎、涙、鼻水、息苦しさを含んだえずき声、蕩けてぐちゃぐちゃの顔…。
女性の顔を辱める行為こそ、S心が刺激されます。

そして、M女性もまた、支配されている実感を得、自分の身体が誰のものであるかを再認識できる行為。