スパンキング。

言葉にするとハードな印象があるが、尻を叩かれたいというM女性はとても多い。
また、普段、真面目でしっかりしたイメージ、仕事など頑張っている女性ほど、尻を叩かれたいという願望が強い。

お仕置きとして叩かれることを望む女性もいれば、叩かれることに悦びを感じる女性もいる。

いずれにしても、尻を叩かれるということは無防備な自分を晒すということ。
言い換えれば、それは相手に身も心も委ねられるということ。

躾として、お仕置きとしてペットのように尻を叩かれたいときもあれば、幼い子供のように膝の上にうつぶせにして、尻を叩かれたいときもある。
尻を叩かれるという行為は、お仕置きという側面だけでなく、女性の、甘えたい、可愛がって欲しい…そして、自分だけを見て欲しいという気持ちの現れでもある。
また、惨めで屈辱的な行為の反面、自分が誰の所有物であるかを実感できる行為でもある。

そして、そのときの女性の心情こそがスパンキングの意味である。

とはいえ、はじめはお仕置きのつもりが、いつの間にか褒美になってしまう場合のほうが多い。
そういった意味では、尻を叩くという行為はとても矛盾しているともいえる。


さて…あなたはどうでしょうか。

お仕置きとして受け入れたいため？
相手を悦ばせるため？
それとも、心から叩いて欲しいからでしょうか？

私はきっと叩いているとき、いじわるく微笑んでいるかもしれません。