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接吻①甘美なる部屋
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:接吻①甘美なる部屋
投稿者: ◆3NcRyI2Bhk
理由ですか?忘れました。いつからですって?それも忘れました。私の名前?忘れました。何もかも忘れしまいました。今日も気が付くと私はその部屋に居たのです。
 モーツァルトのピアノの音が小川のせせらぎのように何処からか静かに聞こえてきます。それは黄金色の獅子や剣の紋章と白い薔薇のパターンがびっしりと織り込まれた暗い緑色の壁布に四方を囲われているとても広い部屋でした。家具類は全てロココ調、磨き抜かれた床の上にその四つ脚が優美な曲線を描いて生えている赤い皮張りの椅子、様々な花や植物、それに可愛らしい裸の天使たちの姿が複雑巧緻に彫り込まれている白い木製の棚やお姫様御用達のような絢爛たる化粧台、銀色に輝く湯沸かしポッドや豪華な金縁の写真立てまであって、それはまるで18世紀の西洋に迷い込んでしまったかと錯覚させる、そんな凝った造りの部屋なのでした。
 しかし、そんな豪華絢爛なその部屋の雰囲気とは対照的に私の格好は酷く惨めなものでした。両脚の太腿までを包む白い絹のストッキングと黒いヒールの靴、それに首にはめられている濃い緑色をした犬用の首輪以外には下着すらも身に付けていないという有り様なのでした。加えて、隠しようもなく露わになっている私の二つの大きく張った乳房、その先にいやらしいほど肥大化してしまっている赤い両の乳首は銀色の硬い洗濯ばさみに挟まれ、その洗濯ばさみから垂れた糸に重りがぶらぶらと揺れているという惨状なのでした。その重りがゆらゆらと振り子のように振れ動くたびに鈍い痛みが走って私は重りの揺れを何とか抑えようとするのでしたが、そうする毎にかえって重りはぶらぶらと余計に揺れてしまい、私はその度に低く苦悶の声をあげていました。とても痛く、とても恥ずかしく、とても滑稽でもあるそんな浅ましい姿で私はもうかれこれ三十分近くとそこに立たされているのでした。乳首の痛みももう既に限界へと達しています。しかしこれは大変恥ずかしい事なのですが、私は濡れていました。重りが揺れる度、痛みとともに甘美な快感があそこから背筋全身へと駆け巡り、頭が一瞬真っ白になるのでした。ごめんなさい。私は嘘を言いました。限界なのはその痛みではなくその両脚、私の太腿も膝もがくがくと震えて、もう少しも立っていられそうにないのでした。もちろん、綺麗に毛が全部剃られているその秘部は既に溢れ出た愛液が卑猥にも垂れ流れ、傍目にもわかるほどそれはてらてらといやらしく光っていました。ああ、早くいれてください。思わず頭に浮かんできた言葉に私は頬を赤らめます。部屋に入れて欲しいのか。それとも?そう、そこは部屋の入り口でした。あの甘美なる地獄の世界への入り口なのでした。泣きそうな縋り付くような顔の私。黒く長い付け睫毛に縁どられたその瞳の先にはもちろん、あの御主人様が座っておられました。

つづく
2020/03/30 23:08:10(W68Kep4o)
2
投稿者: ◆3NcRyI2Bhk
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20/03/30 23:34 (W68Kep4o)
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