僕が大好きだった、梨穂子ちゃんの思い出を書きたいと思います。
ずっと昔、僕が中学生になったばかりの頃ですが、当時住んでいた家の隣
に、その女の子の家族が住んでいました。庭が広くて、すごく大きな、お屋
敷みたいな家だったのを覚えてます。初めてその子を見た時には、「何てか
わいい子だろう」と、すごい胸の高鳴りを感じたのを覚えています。僕がこ
の3月に卒業した中学校は、私服の学校で、スカート姿の女の子は皆無でし
た。だから、スカート姿の、しかも制服を着た良家のお嬢様っぽいその子の
存在に、僕の心は躍りました。
毎朝、制服姿の女の子を見かけるのが楽しみで、僕は、朝のマラソンを口
実に、その子をこっそり監察するようになりました。最初は、ただ見ている
だけで幸せだったのですが、そのうちに声をかけてみたくなったんです。
その日も僕は、そのお屋敷の門から、制服姿でランドセルを背負った女の
子が出てくるのを見ました。その日は、その子は、長い髪の毛をツインテー
ルにし、かわいい笑顔を振りまきながら、一緒に出てきた母親らしい女の人
に「ママ、行ってきます」とかわいい声で言い、手を振ると、家の前の路地
を歩いていきました。
その日、学校が休みだった僕は、彼女の後をそっと追うことにしたんで
す。路地を抜けると、その子は、大きな通りに出て歩道をしばらく歩くと、
歩道橋を登り始めました。
僕はとっさに「チャンス!」と思い、歩道橋の下まで行き、手すりの陰か
らその子の制服のスカートの中を、下から覗いたのです。
彼女の制服のスカートの下は、純白のショーツでした。しかも、小学生に
は珍しい、スリップまで身に着けていました。心臓が止まるほどの驚きを感
じた僕は、思わずズボンの中に出してしまったのでした。
その先には、大きな公園があって、その中には無人駅がありますが、その
子は、そこに向かうようです。僕は先回りして横断歩道を横切ると、その子
を待ちました。その子が、歩道橋をこちらに向かって歩いてきます。その歩
道橋を降りたったところにはバス停があって、歩道橋に1箇所、踊り場のよ
うな場所があります。僕は、もう1度、スカートを中を見たいと思って、バ
スを待つふりをしながら、歩道橋の踊り場の真下で彼女を待ちました。も
う、心臓がどうにかなりそうなくらいどきどきでした。
そして、その子が階段を降りて踊り場に差し掛かろうとしたその時、思い
がけないことが起こったのです。風の影響か、いきなり、彼女のスカートが
めくれ上がり、先ほど見たショーツが丸見えになってしまったのです。
「あは、スカートが…」その子は、かわいい声でそう呟いたのが聞こえまし
たが、スカートを押さえようともせず、そのまま歩き続けました。その後
も、風のいたずらで、スカートの後ろがめくれ、今度はショーツのお尻の部
分が丸見えになりました。もう、僕のズボンの中は大洪水状態です。
公園の車止めのある入り口から、遊歩道に入っていく彼女。思った通り、
駅に向かうようです。
僕は、今度は、その子に声をかけたくなりました。そこで、遊歩道を先回
りして、彼女が来るのを待ちました。
彼女がこちらに向かってきます。またまた、僕の心臓は大きく高鳴りま
す。その子が、すぐそばまできました。その時、思いがけないことが起こっ
たのです。彼女は何と、僕に向かってぺこりと頭を下げて、「おはようござ
います」と、挨拶をしてきたのです。突然のことに、僕はすごくびっくりし
ましたが、思わず、「おはよう」とその子に応えていました。(こんなチャ
ンスはもうないだろう…)と思いながら、思い切って、「いつも朝、早いん
だね。何年生なの?」と、その子に聞いてみたんです。そしたら「6年生で
す」と、その子が答えてくれました。そのあと、「私のお家のお隣に住んで
いるお兄さんですよね」と…。僕はびっくりしました。僕の存在を認めてい
てくれたなんて。「そうだよ。名前は何ていうのかな?」「○○梨穂子と言
います…」「梨穂子ちゃんって言うんだ。どこの小学校に行ってるの?◇◇
小(僕の出身校)じゃないよね」「●●大学の附○小なんです」「そうなん
だね。梨穂子ちゃんって頭いいんだね」そういうと、かわいらしい笑顔を浮
かべながら、そっと恥ずかしそうに肩をすくめる彼女でした。